「疫学的知と薬理機構が交差する、実装型教育・研究の革新拠点」
薬理学・疫学・情報科学を統合し、臨床データと集団知を活用した医療・創薬・健康戦略の革新を牽引する
PIE Lab(Pharmacological Informatics and Epidemiology Lab)は、
薬理学・疫学・情報科学の融合領域で、ヒトを対象とした医療データの知を探究しています。
データサイエンスを基盤に据え、個別化医療や予防・公衆衛生への応用を目指し、
社会に開かれた知の実装を推進します。
主な研究テーマ
熱意、体力、協調性のある方で、薬学はもちろん、医学、理工学、歯学、農学出身の学生さんの参加もお待ちしています。それぞれが興味を持つテーマで研究を進められるよう、自発性も尊重します。当研究室では疫学的手法や臨床研究の企画および実施、統計解析から論文発表に必要なスキルを指導して、様々な研究を遂行できる力をつけていただきます。さらに、他の研究室との共同指導のもと自身のテーマに沿って研究を掘り下げていくことも可能です。
興味を持った方は、島ノ江までご連絡ください。
E-mail: chisatosアットマークcc.saga-u.ac.jp (*アットマークを@に変換してご利用ください)
病院薬剤師の不足、偏在の解消などの課題解決に向けて、佐賀県と共同し病院薬剤師確保対策に向けた疫学調査を行います。この取り組みは、本学の「地域みらい創生プロジェクト」に採択されました。
病院内だけではなく、地域の課題解決にも取り組みます。
佐賀県×薬剤部の疫学調査開始! (佐賀大学医学部附属病院Instagram)
祖川倫太郎副薬剤部長が、その業績を評価され令和4年度佐賀大学医学部長賞(研究部門)を受賞しました。
医学部長賞は、研究活動において、国際的又は全国的規模の学会から評価を得る等の高い研究業績を有する者に授与されるものです。
橘川奈生薬剤師が、令和4年度佐賀大学医学部若手研究者優秀論文奨励賞を受賞しました。
受賞論文:Kikkawa N. et al., Gen Hosp Psychiatry. 72: 88-91 (2021)
Delirium risk of histamine-2 receptor antagonists and proton pump inhibitors: A study based on the adverse drug event reporting database in Japan
PMID: 34352509
若手研究者優秀論文奨励賞は、優れた研究論文を発表した若手研究者に今後の更なる研究の発展を期待し授与されるものです。